ITONAMIの苗づくり


ひとつひとつ
大切に育てます。
昔からの苗半作といわれる事がある様に、苗の良し悪しで作物の出来の半分を決めると言われています。苗は人間に例えたら赤ん坊の様な物だと思っていて、繊細な水分管理や温度管理が必要です。品目や品種によって寒がり屋さんや暑がり屋さん等、好みの環境は様々で、成長段階によっても適した環境が異なってきます。その為に品目ごとに微妙に土の配合を変えて、その野菜が何を求めているのかを考えながら育てています。種を蒔いて発芽した瞬間は、まるで赤ん坊が生まれたかのように嬉しいものですが、やはりその後は忙しない毎日に追われます。元気に健やかな苗に育って、ようやく畑に植え付けられたら、なんだか子供が巣立った様でほっとしてしまいます。全国各地に発送した苗も、なんだかまるで里子に出すかの様な気分でいます。笑)なので、どこへ行っても元気にのびのび健やかに育って欲しいと思い、ひとりひとり大切に丁寧に育てています。

自分の暮らしの事だから
無農薬・多品目野菜・小規模農園
私はもともと「農家」を目指していたわけではなく、自分たちで食べるものを自分たちの手で育ててみたい。ただそんな想いから、いつしか「農」を学び始め就農するに至りました。なのでに農薬や化成肥料を使うという選択肢は無く、自然と無農薬栽培や有機栽培を目指す様になりました。農薬に頼らずに大きな病害や虫害を防ぐためには、沢山の種類の生き物が住まう「多様性」がある環境づくりが大切だと考えています。益虫・害虫・益菌・病原菌に関わらず、自然界にはありとあらゆる沢山の種類の生態が住んでいます。その豊かな多様性があることで、ある種の害虫や病原菌だけが爆発的に増えることを防ぎ、互いにバランスを保ち合ってくれているのではと思っています。例え有機栽培であっても、単 一作物を広大な面積に植え付けるとどうしても環境が偏ってしまうので、健全な栽培は難しくなります。なので、私はなるべく小さな規模で多様な品目を栽培したいと考えて取り組んでいます。

Q&A
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